先日、日経新聞より、「外国人純流入、最大13.6万人 人手不足で増す存在感 」という記事が掲載されました。

近年、来日する外国人の方も増加しています。高度な専門性を有する外国人材が日本で働きやすくなるように就労ビザの審査基準が改定されたりと、高齢化社会の日本において、日本人労働者が減少してくことが必須の中、外国人材の増加が実現しています。但し、基本的には日本は移民を受け入れていない中、「技能実習生」や「留学生のアルバイト(資格外活動)」などの数も増えており、増えていることは良いのですが、中には過酷な労働を強いられているケースもあるようで、今後はこの辺りの問題をクリアしていくことも必要になってくるかと思います。外国人労働者数も、毎年急増しており、とうとう100万人を突破した模様です。今後も外国人材の活用が加速化していくと思われます。

総務省が14日に公表した2016年10月時点の人口推計で、外国人の入国者数から出国者数を差し引いた「純流入」が13万6千人となった。15年の実績を4割強上回り、比較可能な統計がある1950年以降で最大だった。15~64歳の生産年齢人口が急ピッチで減る中、貴重な働き手として外国人の存在感がじわりと増している。

厚生労働省によると、事業者から届け出があった外国人労働者数は16年10月末時点で108万人で、初めて100万人の大台を突破した。前の年より2割増えるなどペースが早まっており、中国を筆頭にベトナムやネパールからの渡航が増えるなど出身地域の幅も広がる。労働者のみならずその配偶者らの来日も増えつつあり、潜在的な消費の担い手としての期待も高まっている。
出所:
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15358730V10C17A4EA3000/